腕を速く回すようにしてもスピードはほとんど上がらないどころか、むしろタイムが落ちてしまっていたとしても、
正しい腹式呼吸に基づいた浮身姿勢が取れるようになり、自己ベストを短期間で何度も更新できるようになる背泳ぎ練習方法がこちら背泳ぎに限った話ではありませんが、水泳のフォームは全ての動作を上手く連動させて始めて成立するものです。一部を最適化したからと言って、すぐにタイムが縮まるわけではありません。
むしろ、修正を一か所加えることによって、その影響が前後の動作に及びます。その結果、前後の動作が上手くいかなくなって、フォームがぎくしゃくしてしまう可能性があります。
背泳ぎで速く泳げるようになりたいと思ったら、フォームを全体的に仕上げていくことが大切で、そのためにはとにかくシンプルなコツを学んでいくべきです。
私たちアマチュアでも十分に再現できる動作をコツコツと積み上げていくことで、背泳ぎでスピードアップするために欠かせない土台をつくることができます。早く泳ぐコツとは何か?と言うと、一口でまとめるならば体幹を使ったフォームです。体幹が持っているパワーを引き出せると、背泳ぎのタイムが急激に伸び始めます。
背泳ぎが上手な人と下手な人の違いはなんなのかと言うと、体幹をどれだけ上手く使えているかどうか?です。下手な人はだいたい、体幹をまるで使えていないんです。
では、どんな風に体幹を使えばよいのかというと、そのための練習が欠かせません。体幹の使い方が学べるような練習をして初めて、体幹を活かした泳ぎができるようになるんです。体幹の動きなんてぱっと見るだけではさっぱりわかりません。体幹の使い方を知っている人に教わらなければ、習得するのは難しいものがあります。
中野高さんの背泳ぎスピードアップ・プログラムでは、何も考えずに用意されている練習をそのまま再現していけば、体幹の使い方が勝手に身につくようになっています。
体幹が上手く使えるようになると、身体のあらゆる動作がしなやかになり、今までよりもたくさんの水をキャッチできるようになります。フォームも崩れにくくなるし、結果的に水の抵抗も減らせるので、後半に入っても前半と同じような泳ぎを維持することができます。
余分な動作がどんどんなくなっていき、見た目はコンパクトなフォームなのに、スイスイと前に進めるようになります。逆に言うと、中野高さんの背泳ぎスピードアップ・プログラムを実践するにあたって、自分の気になるところだけをかいつまんで取り組むようなやり方はやめておいたほうが良いですよ。
自分の上達の阻んでいる要因は意外なところに潜んでいるものです。そうした要因を丁寧に取り除いていってこそ、下のような結果を手に入れることができますよ。
■
推進力を生む蹴りだしができる■
ゆっくりとした腕の動きでもスピードが上がる■
スタートが速くなる■
柔軟性がありダイナミックな泳ぎになる根拠の薄い場当たり的な練習を続け、ライバルとの差がますます開いてしまう前に、
間違った腕の回転を矯正して、後半もスピードを保ったままフィニッシュできるようになりませんか?
色んな意見に振り回されて混乱するのは今日で終わりにして、背泳ぎで最後まで全力で泳ぎきれるようになるにはこちら